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私たちについてKOIWAI Farm
小岩井農場の概要KOIWAI Farm
小岩井農場の概要
小岩井農場は小岩井農牧株式会社が所有する総合生産農場です。
岩手山の南麓、盛岡市の北西12kmに位置し、
総面積は約3,000ヘクタール(900万坪)です。
その3分の2が山林で、630ヘクタールが耕作地、
また中央部の40ヘクタールを「まきば園」として
一般のお客様に開放し、残りの面積が施設用地となっています。
小岩井農場の位置
Challenge
小岩井農場の挑戦農林畜産の長年の取り組みで培った技術を基盤に、時代のニーズに応えていく…。
環境との共生、「安全・安心・素性明らか+質の高さ」を基礎とした小岩井農場の新たな挑戦について紹介します。
環境との共生
自然と共存する技術
120余年にわたる生産農場としての歴史の中で、
小岩井農場は、一貫して自然との共存を図ってきました。
例えば、小岩井農場の面積の2/3を占める森林は、
人工的に作られた植林地です。
100を超えるエリアそれぞれに適した樹を植え、
計画的な間伐、枝打ちを休むことなく続けることで、
樹木資源を減少させることなく活用できる山林を維持してきたのです。
現在、小岩井農場の森の中では、
オオタカ、ハヤブサ、フクロウといった猛禽類、ツキノワグマを頂点とする多様な生態系を確認することができます。
この豊かな自然環境を創出してきた小岩井農場の技術は、今さまざまな分野で活用されています。
環境緑化エンジニアリング
環境対応が地球的規模で改善を求められている中で、
小岩井農場で培ってきた技術をベースに、
都市空間においても人と共生する新しい自然の形を創り上げ、
環境の維持・復元・改善・創造を図る環境緑化エンジニアリング事業を積極的に展開しています。
都市部のヒートアイランド現象に対する対策となる人工地盤緑化技術をはじめ、河川や水路などの水辺の環境保全を担う水辺緑化技術、湿地による水質浄化機能を応用した人工湿地システムなど、環境問題に対応するさまざまな環境緑化技術を開発しています。
バイオマス技術
農場内のバイオマス発電・堆肥化プラントでは、農場内の家畜排せつ物や近隣の食品工場の加工残渣から得られるメタンガスを利用した発電が行われています。堆肥や発電の工程で得られる液肥は耕地に還元することで、持続型・循環型の農場を実践しています。
環境教育
⼩岩井農場の⾃然の素晴らしさを体感いただく中で、環境保全の⼤切さに気づき、環境への理解と関⼼を深めていただくためのプログラムを実施しています。
トラクターがけん引する客車に乗って非公開の森の中をご案内するアトラクションや、季節ごとのテーマに沿った自然観察会なども行っています。
団体向けプログラムでは、酪農を学ぶコースと重要文化財を廻るコースをご用意。興味に沿った内容をガイドがご案内し、非公開の生産現場を見学しながら環境共生への取り組みなどを学習します。
安全・安心・素性明らか
+質の高さ
サービスのモットー
「安全・安心・素性明らか+質の高さ」が、
小岩井農場の商品・サービスのモットーです。
おいしさの追求はもちろんのこと、
素性にこだわった原材料を選定しています。
とくに、小岩井農場の乳牛は、明治時代に輸入した品種を改良し続け、自家生産をしているため、血統が明確です。さらに、安全安心な生乳生産のため、搾乳牛となる仔牛の哺育段階から、抗生物質などが入った飼料は与えていません。また、風味のよい生乳生産のため、飼養環境の清浄化や健康管理にも努めています。
最新の品質管理
品質・衛生管理は、生産・選別処理・発送等、工程ごとに、専門のスタッフがチェックを行っています。食品の中に潜む危害要因(ハザード)を科学的に分析し、それを除去する工程を管理するHACCPシステムを導入するなど、食品品質・衛生管理体制を整え、常に品質マネジメントシステムのレベルアップに取り組んでいます。
進歩・チャレンジする
農場を目指して
環境保全・持続型・循環型の運営
不毛の原野を開拓し、現在の緑豊かな大地に至るまで、
小岩井農場は一世紀に亘り生産農場として一貫して農林畜産業の充実のために工夫と努力を重ねるとともに、
これをベースに種々新たな関連分野の展開を図っています。
従来から継続している事業、また新たに展開を始めた事業においても、
常に向上心をもって新規技術導入などによる「進歩・チャレンジする農場」として充実を図っています。
「安全・安心・素性明らか+質の高さ」をモットーとする「飼養管理、品質管理、衛生管理」を徹底するとともに、
環境問題に対しても小岩井農場自身が「環境保全・持続型・循環型」の運営を、身をもって体現しています。