国指定重要文化財

国指定重要文化財の概要

国指定重要文化財小岩井農場施設

小岩井農場内の歴史的建築物21棟が国の重要文化財に指定されています。
すべて明治末期から昭和初期にかけての建築で、その多くが今もなお、現役で使⽤されています。

近代日本の畜産の歴史が垣間見える農場

小岩井農場の歴史は、我が国の酪農をはじめとする畜産の歴史であり、その生産工程・生産技術の試行錯誤・開発の歴史でもあります。明治末期から昭和初期にかけて建設され、現存している歴史的建造物群はその過程を示す貴重な遺産群です。
今回指定される建築物の多くが現在も使いつづけている、いわば生きた文化財です。⽇本の畜産、酪農業の発展の過程をご覧ください。

「小岩井農場施設」の保護について

私たちは、“不毛の原野から緑の環境を創造”してきた先達の努力の上に立つ小岩井農場を原点として、環境の保全と改善に努力し「持続可能な発展」を目指しています。
百年を超える企業活動の過程で建設されてきた「⼩岩井農場施設」の現在の形状を極⼒変えずに保存し、今後も継続して使⽤するとともに、明治期から培われた農業遺産としての景観も保全し、我が国の代表的農業関連施設を後世に残して参ります。

これらの重要文化財は、公益財団法人小岩井農場財団が所有・管理しています。

「小岩井農場重要文化財ギャラリー」特設サイト

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