SERVICE

事業紹介

小岩井農場は現在、
6つの領域にわたって
事業を展開し、
実績を未来につないでいます。

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01酪農事業

酪農事業は1901(明治34)年以来、基幹産業として継続しています。
おいしい生乳を搾るために、土づくり、草づくりから力を注ぎ、
牛の飼料の主体である牧草やコーンも農場内で作付けしています。

Feature.01

土づくりからはじまる
生乳生産

酪農事業は1901(明治34)年以来、基幹事業として継続されています。
風味のあるおいしい生乳を搾るために、土づくり草づくりに力を注いでいます。
牛の飼料の主体である牧草やデントコーン(とうもろこし)を農場内にある約630haの圃場に作付けしています。

Feature.02

牛の素性が明らか

当社では、明治から昭和にかけて輸入した品種を改良し続け、全て自家生産をした乳牛を飼養しています。 そのため、何代にもわたり血統が明らかです。

Feature.03

安全・安心を徹底した
飼養管理

乳牛の健康のため、農場で生産した牧草を主体に給与し、ストレスを与えない飼い方を心掛けています。搾乳工程管理では、HACCP手法を導入しています。また、安全・安心な生乳生産のため、搾乳牛となる仔牛の哺育段階から健康管理・衛生管理を徹底して健康な乳牛を育てています。このようにして生産された生乳は、飲用乳や乳製品としてお客様にお届けしています。

Feature.04

優良な肉牛の一貫生産

優良な肉質の黒毛和牛や交雑牛(ホルスタイン種♀×黒毛和牛♂)の繁殖から肥育までの一貫生産を行っています。
生産された牛肉は、まきば園内レストラン及び首都圏直営レストランでのご提供や、畜肉加工品としてもお客様にお届けしています。

鶴ヶ台牛舎

健康な牛を育てるための環境づくりの一環として建設したフリーストール型の牛舎。牛の行動欲求を反映させ、省力化と共にストレスを与えず生産性を上げる工夫をしています。壁のない開放型で、自然風での換気方式を取り入れる等、飼養環境の清浄化や健康管理により、風味の良い生乳を生産しています。

2013(平成25)年に建設した新搾乳施設では、搾乳時間短縮による牛へのストレス低減や、乳牛の情報解析システムの導入による生産性の向上に取り組んでいます。また、自然環境への負荷軽減のため、高性能排水処理施設を設置しています。

Feature.05

バイオマスによる
「自然エネルギー」で
循環型社会に挑戦

-畜産バイオマス発電への取り組み― 小岩井農場内にはバイオマス発電・堆肥化プラントが設置されています。小岩井農場の家畜排せつ物と、周辺地域の小中学校の給食調理段階での残さや食品工場等から出る非動物系加工残さを選別して受け入れ、メタン発酵処理し、得られるメタンガスを利用して発電を行っています。また、堆肥やメタン発酵の過程で得られた消化液(液肥)は小岩井農場の耕地に還元することで、有効活用され、環境貢献すると共に、持続型・循環型農業を実践しています。 当事業は、小岩井農牧株式会社と三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社、東北発電工業株式会社、東京産業株式会社、雫石町の4社1町の共同出資により設立した「株式会社バイオマスパワーしずくいし」が管理・運営しています。

02山林事業

独自の施業計画により、2,000haにおよぶ循環型の森を実現しています。
環境に適した植栽とともに、広葉樹の生産を目的とした天然更新も導入。
水源涵養、生物多様性、景観を維持する豊かな森林を後世につなげます。

Feature.01

法正林化を目指した林業経営

荒涼たる原野を豊かな森にすることを夢見て植林を開始して百有余年、岩手山南麓の厳しい気候にあわせた独自の施業と先人の努力により、鬱蒼たる森林が形つくられました。植林してから最終的に伐採するまでの期間を適正に管理し、三菱グループを始めとする企業からの建築を主体とした様々な木材需要に応えるべく、計画的に育てた森から優良材の供給を続けています。

Feature.02

再造林率100%の
循環型森づくり

年間の森林成長量以下の伐採と気象害から造林木を護る小面積皆伐(帯状更新)を柱に独自の施業計画を継承し、持続可能な森林経営をおこなっています。 造林樹種は造林地にあわせて選び、針葉樹、広葉樹の植栽を行うとともに、低コスト林業と有用広葉樹の効率的生産を目的とした天然更新(※)も取り入れています。 また、山林施業の役割を担う人材確保のため、1996(平成8)年に有限会社フォレストサービスを設立し、森林作業全般を主体的に行える技術者を育成するとともに、培った技術や経験を活かし、近郊の森林管理も行っています。

※天然更新とは
森林の伐採後において植栽を行わず、特殊な地表処理等により、自然に落下した種子などが発育しやすい環境を造成することで、これらの発育を促し、森林の再生・更新を図る方法。

Feature.03

森林の持つ公益的機能

森林の持つ機能は、木材の生産以外にも、二酸化炭素の固定、安全な国土の形成、水源涵養機能、生物多様性の維持など多岐にわたり、私たちの生活と密接にかかわっています。 これらの機能は、経済的な理由などにより管理の手が入らずに放置されているような森林では発揮されません。こうした理由から私たちは伐採後必ず再造林し、適切な森林施業を継続することこそが環境貢献であると考えています。

03環境緑化事業

荒野を緑に変え、持続可能な山林を維持してきた知識と技術を背景に
計画から施工・維持管理まで一貫した事業体制により、
公園、工場、住宅地などの緑の環境づくりを提案します。

Feature.01

自然と対話しながら、
心やすらぐ環境づくりを提案

1972(昭和47)年からはじめた環境緑化事業は、山林事業で培った知識と技術を背景に、岩手県のみならず、東北~関東~関西に至るまで、公園、工場、住宅地などの緑化造園を通じて、人と地域に密着した緑豊かな環境作りに貢献しています。

Feature.02

計画設計段階からお手伝い

数々の施工実績を生かし、お客様のご要望に基づき、計画設計段階から緑豊かな、より良い環境づくりの実現に向けたご提案をしています。

Feature.03

緑化植物の生産と販売

40ヘクタールの苗木圃場に、緑化木・水辺植物を保有し、造園・緑化工事からご家庭のお庭まで、お客様の要望にお応えする緑化植物の販売も行っています。 また、苗木圃場の一部を「小岩井農場植木植物園」として整備しています。 「植木植物園」とは、一般社団法人日本植木協会が企画した植物園で、植木の生産圃場を開放したオープンナーセリーです。

Feature.04

水辺緑化への取り組み

多自然型川づくりなど、様々な水辺環境の復元・創出のために、水辺緑化事業を展開しています。

Feature.05

樹木診断・治療

樹木医が天然記念物・世界遺産・街路樹・庭木・里山などの樹木診断を実施し、その診断結果に基づく保全対策・減災の提案、施工を行っています。

施工事例

震災復興
震災メモリアルパーク中の浜(岩手県宮古市)

2011(平成23)年3月11日、東日本大震災は深い爪痕を残しました。確かな技術で被災地の復興を応援しています。

屋上緑化・壁面緑化
一号館広場(東京都千代田区)

屋上緑化や壁面緑化などは、都市域における温暖化防止対策、景観の向上、くつろぎ空間の創出など、多様な価値に繋がります。

岩手県立御所湖広域公園(岩手県雫石町)

Feature.06

指定管理者として

指定管理制度に基づいて、岩手県立御所湖広域公園をさらに魅力ある公園として利用していただくために、岩手県より運営、管理業務をKOIWAI・Fが受託しています。 (KOIWAI・F:小岩井農牧(株)環境緑化部+(有)フォレストサービス)

事業概要
営業品目 造園緑化工事、植栽維持管理を主体として緑化用植物及び水辺植物の生産・販売、樹木診断治療
建設業許可業種 造園工事業、土木工事業、とび・土工工事業
苗圃の積及び樹木本数 面積:41.2ha 樹木本数:40万本(露地苗木14万本、コンテナ苗26万ポット)
営業エリア 東北一円及び都圏を中心とした関東
営業所

盛岡緑化営業所

〒020-0034
岩手県盛岡市盛岡駅前通8-17
TEL:019-652-5664

仙台緑化営業所

〒981-3217
宮城県仙台市泉区実沢細野下11番3
TEL:022-342-8115

東京緑化支店

〒100-0005
東京都千代田区丸の内二丁目5-2
(三菱ビル7階)
TEL:03-3213-2871

お得意先 国土交通省、道路公団、岩手県などの官公庁、三菱グループを主とした民間各社他

04観光事業

小岩井農場の自然や歴史文化を活用した観光プログラムを展開しています。
農場の中央部約40haに開設した観光エリア「まきば園」では
農場ならではのイベントのほか、生産風景や建造物の見学を楽しめます。

Feature.01

農場ならではの
体験型アクティビティ

農場の中央部、岩手山を正面に望む約40ヘクタールが観光エリア「まきば園」です。全国からおいでになる多くのお客様に、四季折々の美しい景観や牧歌的な雰囲気をお楽しみいただいています。 園内にはミルク館や重要文化財ギャラリーなどの見学施設や、乗馬、トロ馬車、クラフト教室など、農場ならではのイベントや体験メニューを開催しています。また、広場では芝生に寝転んだり走り回ったりと、お子様が安心して自由に楽しむことができます。 レストランでは、小岩井農場産の牛肉をはじめ農場ならではの食事が味わえるほか、売店では農場で生産された牛乳、乳製品やチーズケーキをはじめとする菓子類を販売しています。 隣接エリアには、小岩井農場の酪農発祥の地である上丸牛舎があり、実際の生産風景をご覧いただくことができます。上丸牛舎には9棟の国指定重要文化財建築物があり、昔から変わらない風景が現存しています。

Feature.02

自然環境をフィールドにした
取り組み

当社では、創業以来一貫して取り組む農林畜産業の営みの中で、緑豊かな環境を創出してきました。この自然の素晴らしさや、一般非公開の生産現場をご案内するガイドツアーを行っています。 農場内には計画的な植林による2,000ヘクタールもの森林が広がり、多様な生態系を育む自然環境が形成されています。この環境を活かした自然体験プログラムも小岩井農場ならではの魅力の一つです。 これらのツアープログラムは、環境省と日本エコツーリズム協会が共同で主催する「第10回エコツーリズム大賞」において「大賞」を受賞しました。

05食品事業

牛乳、ヨーグルト、チーズ、アイスクリームからケーキやクッキーまで、
生乳の生産から、乳加工品の製造・販売まで一貫体制で行い、
品質をすべてに優先し、お客様に満足いただける商品作りを目指しています。

Feature.01

乳加工事業への取り組み

当社では酪農家として自らが生産する生乳から「低温殺菌牛乳」「のむヨーグルト」「ナチュラルチーズ」「アイスクリーム」などの製造・販売までを一貫体制で行っています。 生乳の風味を活かすものづくりを行い、小岩井農場だからこそ可能なこだわりの牛乳・乳製品をご提供します。

Feature.02

農場産の素材を活用した
食品の製造・販売

使用する素材は、小岩井農場産であることを第一義に、それ以外の原材料は岩手県内産、国内産にこだわり、チーズケーキ・クッキーをはじめとする洋菓子類を製造しています。 また、農場産牛肉を使用した食肉加工品やレトルトカレーなど、素材の味わいや風味を活かした製品づくりを行っています。 また、通信販売のほか、岩手県の物産アンテナショップであるいわて銀河プラザ、並びに百貨店や高級小売店などを通じてお客様へ商品をお届けしています。

主な製品

牛乳・乳製品 / クッキー / チーズケーキ / その他洋菓子 / 食肉加工品 / レトルトカレー

ONLINE SHOP

小岩井農場の味を贈り物やご自宅で

明治24年から続く小岩井農場。伝統の味をご自宅でも。 大自然の恵みの中で育まれたおいしさを、そのままお届けします。 大切な方へのギフトにもおすすめです。

ONLINE SHOP

小岩井農場の味を贈り物やご自宅で

明治24年から続く小岩井農場。伝統の味をご自宅でも。 大自然の恵みの中で育まれたおいしさを、そのままお届けします。 大切な方へのギフトにもおすすめです。

06品質保証・環境対応・技術支援

小岩井農場のすべての事業について、安全性や品質、環境の保持を目的に、
独自の環境方針や、環境マネジメントシステムを継続しながら、
技術とシステムの両面からバックアップしています。

Feature.01

安全・安心・素性明らか
+質の高さをバックアップ

商品・サービスに対する「安全・安心・素性明らか+質の高さ」を裏付けるため、食品品質・衛生管理体制を整え、常に品質マネジメントシステムのレベルアップに取り組んでいます。また、「環境保全・持続型・循環型」の事業展開の具体化に向けて、環境対応を推進し、それを技術とシステムの両面からバックアップしています。

Feature.02

小岩井農場の事業を
技術面でサポート

創業以来培ってきたこれまでの幅広い技術を基礎にし、 事業活動に伴う環境や品質を中心とする課題を、相互の連携に基づき、特に予防処置を意識して支援しています。 例えば小岩井農場には森林が貯えた豊富な地下水があり、 またその伏流水を水源とする河川には希少種のカワシンジュガイが生息するなど、水質にも恵まれています。 それら河川や施設からの放流水について定期的に水質検査を行い、環境維持をサポートしています。

Feature.03

小岩井農場の環境方針・
マネジメントシステム

ISO14001への取り組み
当社は、従来より環境保全活動を実施してまいりましたが、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001の発効を契機に、より明示的な取り組みとするため、2001(平成13)年に小岩井農場として環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得し、以後審査登録を継続しています。